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疼痛性感覚異常(CRPS/RSD)

このページでは、交通事故の後遺障害のひとつである「疼痛性感覚異常(CRPS/RSD)」について、概要や慰謝料の目安など、必要になりそうな情報を紹介しています。

疼痛性感覚異常(CRPS/RSD)とは

疼痛性感覚異常(CRPS/RSD)は、交通事故で負ったケガの治療が終わったにも関わらず、いつまでも腫れや激しい痛みが治まらないという後遺障害のことを指します。

CRPSは「複合性局所疼痛症候群(Complex Regional Pain Syndrome)」の略で、灼熱痛や疼痛、感覚過敏・感覚低下、関節のこわばり、皮膚の変化(変色、乾燥など)といった症状が見られます。また、末梢神経の損傷によって痛みを生じるタイプと主要な末梢神経の損傷はないのに痛みを生じるタイプの2種類があります。

末梢神経の損傷を伴うものをカウザルギー、神経の損傷を伴わないものをRSD(反射性交感神経性ジストロフィー)と呼んで区別します。

疼痛性感覚異常(CRPS/RSD)は、ケガによって神経因性の疼痛が引き起こされることが原因と考えられていますが、外見からは分からない後遺障害ということから、医者でも判断が難しく、見過ごされてしまう可能性があります。

また、交通事故からある程度時間が経ってから急に症状が出ることがあり、その点も診断を困難にしている理由の一つとなっています。

診断等級の目安

自賠責基準で第14級だと慰謝料の支払限度額は75万円、第7級になると1,051万円となります。つまり、認定結果によって請求できる損害額も大きく変わってくるのです。

そして問題は、いかに交通事故との因果関係を証明するかという点です。交通事故で負ったケガと違う部分で発症する、しばらく時間が経過してから発症するということも踏まえると、認定のハードルはかなり高いと言えます。

保険会社から詐病を疑われることもあるため、早めに治療を受けるなどして症状を証拠化すると共に、交通事故事件に多くの経験と実績を持つ弁護士に相談することをおすすめします。